第八回 SNSアートコンテスト開催!

審査員長

シン・妖怪によせて

昔はいろんな妖怪がいた(なんなら今もいる)って話みんながしてたのに、今は妖怪が潜んでそうな暗闇も少なくなったせいか妖怪の話なんて聞くこともほとんどなくなった。でもね、ちゃんと観察してみると必ず新しい形で妖怪は存在してると僕は思う。もしかしたら暗闇はなくなったんじゃなくて場所を変えただけなのかもしれない。人のいるとこいないとこ、にぎやかなとこ静かなところ、みんなの地元にも新しい妖怪はひそんでいないだろうか?僕が生活する地元原宿のとんちゃん通りで、新しいスニーカーが発売されるとそれを自慢げに履くスニーカー妖怪をみたことがある。もしかしたら、ここにこんな妖怪がいて欲しいという僕の気持ちがそこに本当に妖怪を出現させたのかもしれない。自分の身の回りをじっと観察してみると意外なとこに妖怪は形を変えて存在してると僕は思っている。なんて考えのもとみなさんが考えた地元妖怪を募集します。自分の描いた妖怪たちが地元のWEGOに出現する、こと期待してます。

顧問 米原康正


ゲスト審査員


メインイラストについて

GRAPE BRAINの看板娘である“手の目少女にぎるちゃん”

そもそも独立した妖怪少女なのですが、

今回はGRAPE BRAINの出身地である福岡県の要素を落とし込んだ

“にぎるちゃん豚骨ラーメンバージョン”です。

妖怪といえば日本全国各都道府県に存在する

ご当地キャラ的な立ち位置も請け負っている場合もございます。

福岡県を皮切りに各地のシン・妖怪達が誕生したらなという願いも込めて

今回は地域性を高めたにぎるちゃんに仕上げました。

参加者に向けて

日本に古くから伝わる“妖怪”

妖怪といえば化け物や怪物を連想しがちですが、

妖怪とは怪物でもあるが神様でもあり、物(付喪神)であり、人間でもある。

今回のテーマである“シン・妖怪”とは、固定観念に囚われず、

妖怪の新たな解釈を皆様の感性によって自由に生み出していく物だと解釈しております。

皆様が描く個性的な妖怪達の誕生を楽しみにしてます。

GRAPE BRAIN(グレイプ ブレイン)

“RAGE”作家紹介

GRAPE BRAINはアーティスト“RAGE”のブランドです。

ポップカルチャーの要素、ロックの美学、グロテスク、

日本と西洋のスタイルをミックスして独特の生き物を作り出しています。

プロレス関係のデザインを皮切りに、

アパレルブランドとのコラボレーションやゲームのキャラクターデザイン等、

他ジャンルのデザインを手掛けてきました。

オリジナル玩具をリリース後徐々に注目を浴びるようになり、

スポンジボブ、ゴーストバスターズ、ストリートファイター、ちびまる子ちゃん等、

様々な有名キャラクターとのコラボレーションを実現し、

世界各国で認知されるようになりました。

2021には株式会社GRAPE BRAINを設立。

単独イベントを中心に日本はもちろん、アジア、欧米を中心に世界進出中。

“GRAPE BRAIN”ブランドコンセプト

独自の世界観で“妖怪”をテーマにしたキャラクターを展開中。

玩具を軸にアパレル等のオリジナルグッズを製作。

e -mail info@grapebrain.net

Homepage http://www.grapebrain.net

X https://twitter.com/RAGE_ERADA

Instagram https://www.instagram.com/grapebrain_rage/


募集要項

応募期間:3/6〜4/1

応募テーマ:あなたが思う令和のシン・妖怪。

必ず妖怪の説明分も添えた上で

#アート部妖怪

#令和のシン妖怪

#シン妖怪

#wego放課後アート部

をつけてインスタもしくはTwitterにて投稿


受賞者特典

①日本で一番来店客数が多い原宿のWEGO店舗での受賞作品展覧会を開催‼

②受賞作品をTシャツやステッカーなどにプリントし、WEGO心斎橋店、WEGO135...原宿竹下通り店、WEGOオンラインストアにて販売‼



顧問:米原が推す妖怪たち。 審査員長推薦作家として連続で3人のアーティストを紹介します。

審査員長推薦コメント

ユイナのナナナ

彼女の描く作品は全てが彼女の頭の中に存在する生物。僕は今回のために

勝手にそれを妖怪と呼んで作品にしてもらいました。

もしかしたら彼女はものすごい妖怪使いじゃないかという僕の見解。

AIM62

TOON UPというおもちゃのようなカワイイ文字を描く技法を使って

妖怪を描いてもらったらやっぱり可愛い妖怪ができました。

朝際イコ

妖怪とは時代を映す鏡だったりもする。大正ロマンからトーヨコへ。

どんな時代の妖怪の心の中には妖怪になった同じ動機がある気がしてならない。

ユイナのナナナ シン・妖怪 twinkle twinkle

作品名は

"twinkle twinkle”。

もうひとつの同じ子を描いた絵が

"little star" で繋げています

名前はトゥインクルちゃんと呼んでますがまだ(仮)です

この絵を描いたとき、部屋がもので溢れて大惨事で、そんな自分のだめな部分を隠したかのように、

猫をかぶるようにファッションや笑顔で武装していたので、猫をかぶったキャラクターが産まれました。

美しく生きているに人に憧れてはいるけど、だめな自分に嫌気がさして心が窮屈になっているがために、

輝いている人達にも嫌気がさしてしまうそんな妖怪です

ユイナのナナナ プロフィール

2001年、地球に ENTERTAINMENT を届けるために誕生。

人間の複雑な内面の美しさ、社会の常識に対する違和感を

様々な素材を使うことによって自由に表現している。

ラクガキをするかのように立体や音楽、ファッションなどジャンルレスに挑戦中。

ナナナの脳から生まれたミックスカルチャーを

世界、宇宙に提供することが夢。


AIM62 シン・妖怪 ティピ

沖縄本島南部のビーチに現れる太陽から生まれた妖怪。 陽気な性格。南国のフルーツが好きなので鮮やかな体色はそれが由来。砂浜から少し離れた人気のない草の茂みに住んでいる。 たまに水中に潜って水面から顔を出したりしているので視線を感じたらこの妖怪のせい。蜃気楼がみえるほど暑い日に姿を見たことがある人がいるとかいないとか

AIM62 プロフィール

高校時代に目にしたグラフィティをきっかけにアートに興味を持つ。

海外の大学に進学した際にカートゥーンアニメーションやポップなパッケージデザインから大きな影響を受け、2020年に制作活動を開始。架空のカートゥーンアニメーションシリーズ “AIMONS“のグッズを中心にポップアップも行っている。



朝際イコ シン・妖怪 堕トシ達磨

歌舞伎町に最近よく現れる、達磨と人間の姿の生き物二人ペアで行動している妖怪

人間の姿の方は傀儡で本体は達磨の方である。傀儡の人間は性別、年齢関係なく形を変えることができるが、10代から20代の女性の姿であることが多い。

自己肯定感が崩壊的に低くなってしまった人間に近づいてきて、親しくなった時、傀儡の方が隠し持っていたチェーンソーで人間を輪切りにする。後に達磨の方の本体がハンマーで達磨落としをして遊ぶ。

失敗すれば魂ごと消えてしまうが、成功すると地まで落ちた自信のなさを自覚し、ありのままの自分を受け入れることが出来るようになり生きやすくなるという良いこともある。

ただし、成功する確率はかなり低いらしい。

出会ってしまった時に達磨落としにされないようにするには、自分自身を抱きしめるポーズをすると逃げていくという。

朝際イコ プロフィール

2021年より本格的にイラストレーターとして活動を開始

「大正80年生まれ」の「ネオ大正浪漫」を自称

女給、メイド、日本刀、伝統玩具など戦前戦後問わず日本的なモチーフをビビッドな色合いで表現する

表現はイラストに限らず音楽、アニメ、漫画、着物を中心としたファッションなど多岐に渡る

自身の描く世界を現実世界に再現する活動もしている。